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今月の園だよりから
2019年度

青山学院幼稚園からの「園だより」をお届けします。

6月のおたより

園長より

 先日、町田市にある日本聾唖学校を訪れる機会がありました。日本聾唖学校は、日本で唯一のキリスト教精神に基づく手話を使わない私立の聾啞学校です。
 難聴の子どもたちが持っているわずかな聴覚を補聴器や人工耳をできる限り効果的に使って、音と言葉を獲得する支援を行っています。難聴の子どもにとって、音と言葉の区別は困難です。しかし、家族の愛情に満ちた言葉かけとお世話を続けていくと、他の音とは違う私に語り掛ける「言葉」の存在に気づきます。そしてその言葉を聞こうとします。やがて、自ら声を発するようになり、意思や心を通わせる言葉を獲得していくのだそうです。難聴の子どもが初めて言葉を獲得して母親に発する時、それは、まさに言葉に言い表せない喜びと感動に包まれる時です。
 日頃、当たり前に聞いたり話したりしている自分は、本当に聞こうとしているのか、心を通わせる話をしているのかを問われる時でした。
 「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。」ヨハネによる福音書1章1節

5月のおたより

園長より

 今年は、即位の日が休日となったので、10日間の長いお休みとなりました。ご家族でそれぞれのご計画がおありでしょう。ゆったり楽しい時を過ごせたらと思います。
 年少のお子様は、幼稚園の新しい生活で緊張する場面も多かったと思います。しばらく、ご家族で穏やかに過ごされて、また新たな力を蓄えて幼稚園に通っていただけたらと思います。
 子どもの成長は一直線ではありません。成功と失敗を繰り返し、行きつ戻りつしながらではありますが、確実に成長していきます。成長を支える大人にとって大切なことは、成功したときに一緒に喜んであげること、失敗したときに一緒に悲しんであげることではないでしょうか。どんなときも自分を受けいれて、大切に守ってくれるという安心感。それが、子どもにとって、何よりの励ましと慰めとなり、新たな一歩を踏み出す力になるのだと思います。
 神様、子どもたちが、日々神様のお守りの中に過ごせますことを感謝いたします。 子どもたちを慈しみ大切にして下さり、
支えて下さっているご家族の皆様に感謝いたします。 皆様に祝福が豊かにありますように。 主の名によってお祈りいたします。 アーメン。
 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」ローマの信徒への手紙12章 15節

4月のおたより

園長より

 青山学院幼稚園の新年度が始まりました。幼稚園が始まるのを指折り数えて待っておられた園児とご家族の皆様もいらっしゃったと思いますが、不安と緊張の日々を過ごしておられる方もいらっしゃることでしょう。初めてのことは、どなたにとっても知らないことばかりですから、不安はつきものです。緊張するのが当たり前です。混んだ電車や人通りの多い道を幼い子どもと一緒にたくさんの荷物を持って通うのは、誰にとっても神経と体力をすり減らす大変な仕事です。慣れるにはしばらく時間がかかるかもしれませんが、子どもの安全を考えると、緊張感を持ち続けていただくことは大事なことです。他のお子さんとの違いも気になるかもしれません。けれども、大丈夫です。人それぞれ違いがありますが、子どもは、間違いなく成長します。ご安心ください。
 朝を迎えるごとに、与えられた今日という日を感謝して、与えられた食事を感謝して、ご家族に感謝して喜んでください。神様ありがとうございますというお祈りから、一日が始められたなら、青山学院の園児として健やかに成長し、守られると信じます。私たちも、園児のためご家族のためにお祈りしています。
 神様、この一年の始まりを感謝いたします。園児の一人ひとりをお守りください。支えておられるご家族に感謝いたします。皆様をお守りください。卒園した園児たちをお守りください。主の名によってお祈りいたします。アーメン。
 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」 テサロニケの信徒への手紙一5:16~18