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今月の園だよりから
2026年度

青山学院幼稚園からの「園だより」をお届けします。

6月のおたより

園長より

梅雨を前に一足早く、夏を思わせる光がまぶしく、木々の緑がいっそう深まるときを迎えております。子どもたちは、好きなことを見つけて元気いっぱいに、泥だらけになったり工作をしたり、草花や虫たちとの出会いを楽しんだりしながら過ごしています。それぞれが、心も体ものびやかに動かして、日々新たな経験を重ねる中で、子どもたちが少しずつ、確かに成長していることを感じます。
6月には、子どもたちが楽しみにしているこどもフェスタがあります。この日のために、保護者の皆さまが長い時間をかけて準備を進めてくださっていることに、心より感謝申し上げます。子どもたちの笑顔のために、見えないところで力を合わせ、アイデアを出し合い、丁寧に備えてくださる姿は、本当に尊いものです。子どもたちは、楽しい企画や飾りつけの中に込められた皆さまの愛情を受け取りながら、喜びの一日を過ごすことでしょう。多くの方のお支えによって、このような豊かな行事が成り立っていることを、あらためてありがたく感謝いたします。
青山学院幼稚園は、子どもたちが育つ場であると同時に、大人たちもまた、共に支え合いながら歩む場です。一人ひとりができることを持ち寄り、子どもたちのために心を合わせるとき、そこに温かな交わりが生まれます。こどもフェスタもまた、そのような青山学院幼稚園の恵みをあらわす大切なひとときだと思います。
私事で恐縮ですが、私はこの6月末をもって院長・園長を退任いたします。これまで子どもたち、保護者の皆さま、そして教職員の皆さまと共に歩ませていただきましたことを、深く感謝しております。神さまのお守りの中で、皆さまの歩みがこれからも豊かに祝福されますよう、お祈りしております。

「愛をもって互いに仕えなさい。」  ガラテヤの信徒への手紙5章13節

5月のおたより

園長より

いま園庭は、新緑がひときわ美しい季節を迎えています。やわらかな風の中で木々の葉が揺れ、子どもたちは草花や虫に心をとめながら、思い思いに遊んでいます。昨年植えられたブドウや梅、イチジクも、この春の光を受けて小さな実をつけてくれそうです。自然の移ろいを見ていると、命はそれぞれに備えられた時を生きながら育っていくのだということを、改めて感じさせられます。
新年度が始まって一か月が過ぎ、子どもたちはそれぞれに、自分の好きなことや安心できる場所を見つけつつあります。その一方で、5月は疲れも出やすい時期です。連休明けに朝の支度が進まなかったり、登園の際に甘えが強くなったりすることもあります。けれどもそれは、後戻りではなく、緊張が少しほぐれ、安心して気持ちを表せるようになってきた姿でもあります。
新しい環境に慣れるにしたがって、子どもたちの遊びも少しずつ深まっていきます。気に入った遊びを繰り返したり、友だちと一緒に遊ぶことを喜んだり、ときには思いがぶつかることもあります。そのような経験を通して、子どもたちは自分の思いを持ち、相手に出会い、少しずつ関わり方を学んでいきます。遊びは、ただ楽しいだけではなく、子どもが育っていく大切な学びです。
子どもの育ちにも、それぞれの時があります。大切なのは、ほかの子と比べることではなく、その子自身の歩みを見つめることです。神さまから託された一人ひとりの命が、それぞれに与えられた時を生きながら、健やかに育っていくことを願っています。
「天の下では、すべてに時機があり すべての出来事に時がある。」 (コヘレトの言葉3章1節)

4月のおたより

園長より

春のやわらかな光の中、木々の若葉が芽吹き、幼稚園にも新しい年度の歩みが始まりました。ご入園、ご進級おめでとうございます。子どもたちの明るい声が園舎に響くこの季節を、心からうれしく思います。
新しい環境に入った4月は、子どもたちにとって期待に満ちたときであると同時に、少し緊張するときでもあります。けれども、子どもたちは遊びの中で少しずつ安心する場所を見つけ、先生や友だちと出会いながら、自分の居場所を広げていきます。その歩みはゆっくりに見えることがあっても、一人ひとりの中に確かに育っていく大切な成長のときです。
子どもの育ちは、それぞれに違います。すぐに新しい生活になじむ子もいれば、時間をかけて心を開いていく子もいます。けれども、その違いもまた、優劣ではありません。その子らしさのあらわれです。私たちは、一人ひとりが神さまに愛され、かけがえのない存在として生かされていることを心に刻みながら、祈りつつ歩みを支えてまいります。
ご家庭でも、お子さまの小さな一歩を共に喜び、温かく見守っていただけましたら幸いです。今年度も、保護者の皆さまと心を合わせ、子どもたちの健やかな成長のために歩んでまいりたいと願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
「子どもたちをそのままにしておきなさい。私のところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」(マタイによる福音書19章14節)