青山学院幼稚園からの「園だより」をお届けします。
9月のおたより
園長より
9月に入りましたが、今年もまだ厳しい暑さが続いています。子どもたちは汗をいっぱいかきながらも、元気に園庭へ出て遊びたがります。しかし、熱中症の心配もありますので、無理のないように活動を工夫してまいります。ご家庭でも、登園前や帰宅後に十分な休養と水分をとることを大切にしていただければ幸いです。
長い夏を過ごした子どもたちは、心も体も大きく成長し、新しい友だちとの関わりや、園での遊びをいっそう楽しむ姿が見られるようになります。子どもたちは、外で虫を見つけたり、砂場で夢中になって遊びながら、季節の変化を敏感に感じとっています。やがて朝夕に涼しい風が届くようになれば、さらに伸びやかに遊びが広がっていくことでしょう。子どもたちが見せてくれる小さな発見や驚きの表情には、自然の恵みを受けながら育つ姿が映し出されています。
季節が巡るように、子どもたちの成長にも神さまが備えてくださった、それぞれのときがあります。一人ひとりに与えられたときを大切に受けとめながら、子どもたちが自分らしくのびのびと育っていけるようにと願います。
2学期は運動会に遠足、アドヴェントとクリスマス礼拝など多くの行事が待っています。子どもたちが楽しく遊び、互いに助け合いながら元気に過ごしていけるように、私たちも祈りをもって子どもたちを支え、保護者の皆様と共に歩んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
「天の下では、すべてに時機があり すべての出来事に時がある。」コヘレトの言葉3章1節